「腔」ってなんだ?!
今日はカラダの「くう」について少し。
筋肉のこりはリンパ液の循環障害なんだ。
圧をかけて送り出す動脈系の圧が高くなり、固定されてしまうと”コリ”を感じてしまうの。
流れの悪くなったところの圧を抜いていくこと、流れる環境を作ることが大事。
局所にとらわれず、全体をみて
機能を活性化していくことが重要です。
このように人の身体は腔で構成されています。
口腔
鼻から首までの口の中の空洞
(鎖骨から上・鼻腔・咽頭腔・副鼻腔)
胸腔
鎖骨から横隔膜までの肋骨に守られた空洞
(心臓・肺)
腹腔
横隔膜から下の大事な内臓のある空洞
(胃・腸・腎臓・肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・膀胱・子宮)
腔がつぶれるとバランスが悪くなり
バランスを保とうと余計なところにチカラが入る。
すると身体に負担がかかり
悪い姿勢になり
様々な機能が低下し始めちゃう
腔が広がれば間質リンパが流れ
筋肉はゆるんでいく。
すると骨もゆるんで
あるべき場所に戻すことが出来るんだ。
パソコンやディスクワーク、携帯電話など
ストレスや緊張を感じたり、歯を食いしばったりすることで
側頭筋と咬筋(こうきん)は収縮しつぶれてしまう。
それにより、胸腔と腹腔も連動しつぶれていく。
まさに、負のスパイラル
まず、口腔を広げ、すべての腔を広げていくことは、とても大事なことなのです。
みなさん、自分の「腔」を意識してみてね。